令和5年度 支援者と語り合う会

日 時:令和5年12月2日(土)14:00~16:00

場 所:デイケア室

講 師:永田 美智子 先生(あいらの森ホスピタル 精神科医)

参加者:4名

対 象:中高年(40歳以上)の精神疾患がある方のご家族

今回の支援者と語り合う会は、精神疾患がある方のご家族を対象に開催しました。
講師は、あいらの森ホスピタルの永田美智子先生です。
当日は、4名のご家族が参加されました。
参加されたご家族から、「気になる症状があり、薬の副作用か心配している」 「子供にどのように向き合い、接したらいいのだろうか」 「入院が長くなっているが、これから先の見通しが知りたい」など普段抱えていらっしゃる疑問や不安のお話がありました。
永田先生は、お一人お一人のご家族に向き合い、病気についての説明や対応について助言や提案をしてくださいました。
また、「精神疾患のある方の対応に『共感が大事』とは言うが、親・兄弟などの家族関係になると難しい。 ですが、みなさんご家族のことを考えながら試行錯誤されている姿勢に感銘をうけました。 ご家族の心のよりどころも大事です。主治医や相談機関を活用してください。」とメッセージをくださいました。
参加された方々からも自らの体験をお互いに共感しながら話し合い、和やかな雰囲気で あっという間の2時間でした。

参加されたご家族からは、
「皆様一人一人の病状で、なかなか解決策がみつからないなか、家族の支えで本人さんもいい方向へいかれたり、 悩まれたりしているのが分かりました。 私も皆様の話を聞き、自分なりに支えて行きたいと思いました。」
「心が軽くなりました。」
「定期的、不定期でもこのような会がありましたらぜひ参加してみたいです。本当にありがとうございました。」
といった感想をいただきました。