ピア学びの講座&リーフェのリカバリー講座

日 時:令和5年7月15日(土)13:00~15:00

場 所:デイケア室

ゲスト:HOP STEP WRAPかごっま(ファシリテーター)

参加者:5名

今回の講座はHOP STEP WRAPかごっまより、バタヤンとゆっこさんをお招きしてWRAPを体験しました。
最初は皆さん緊張した面持ちで「チェックイン(①呼ばれたい名前②持ち帰りたいこと③好きな食べ物などの自己紹介)」をしました。
その後ファシリテーターお二人の自己紹介もあった後、参加者の皆さんが居心地の良い場になるように「安心のための合意」 を作っていきました。
合意には「意見の出しやすい雰囲気づくり」
「発言のチャンスは皆さんへ」「飲み物は飲みながら」「ウロウロしてよい」 「話は長くなってもよい」「トイレは自由に」などの意見が出ました。
そして、WRAPは普段の生活を意識的に営むためのシンプルなガイドで、 Wellness Recovery Action Planの頭文字をとり、日本では「元気回復行動プラン」と呼ばれていると概要の説明がありました。
「元気に役立つ道具箱」を考えるうえで、自分の望むような方向に進むために何が出来るかに意識を促すことで、 具体的に「元気であるためにすること」や「気分のすぐれない時にすると気分がよくなること」を実際に意見を出し合い、 「ゲームをする」「トイレで一人ぼーっとして過ごす」「朝夜にヨガをする」「一人カラオケ」 「温泉に行く」などたくさんの意見が出ました。
元気に役立つ道具箱は、日頃何気なくやっていることを意識することの大切さを感じる貴重な時間となりました。
そして、WRAPのWellnessについてファシリテーターより「自分にとって調子のよい状態やいい感じの自分を考えるとよいのかもですね」ともお話があり、 『元気に役立つ道具箱』のリスト作りが楽しくなるワークショップでした。
参加者の皆さんから、
「WRAPの元気に役立つ道具箱を皆さんの体験から自分のものに加えたいものもあって勉強になりました。」
「私にとっての元気に役立つ道具箱を確認することが出来大変ありがたい講座でした。 今後もWRAPの講座に参加した活用法などを知っていき、さらにステップアップしていきたいと思いました」
「WRAPを通して自分を見つめなおすことが出来、周りの方々の意見を聞いて考え直すこと、参考にできることがたくさんありました」
などの感想をいただきました。