日 時:令和4年8月7日(日)10:00~12:00
場 所:多目的ルーム
講 師:中條 大輔 先生(志學館大学 人間関係学部心理臨床学科)
参加者:7名
Zoomは米国の企業「Zoom Video Communications Inc.」が開発したソフトウェア(※1)。
パソコンだけでなくスマーフォンやタブレットでも使用できる手軽さから企業や団体などで急速に普及しました。
新型コロナウイルスの流行によりセルフヘルプグループなどの集まりや活動ができなくなってしまい、
当事者や家族が交流の機会が損なわれないよう選択肢を増やす試みとして本講座を企画。
初めての試みのため広報は地域活動支援センター、相談支援事業所、基幹相談支援センター、保健所に広報の協力をお願いし、
セルフヘルプグループ等の主催者や参加者に参加を呼びかけて頂き、支援者の方もサポートしながら一緒に学びませんかとご案内しました。
ノートパソコンを持込使用すると告知して募集したところ、最終的に定員10名に対し7名の方々に参加いただきました。
サポートとして当センタースタッフ2名と参加する支援者2名に協力を頂きました。
参加者は初めてZoomを使う方や、ミーティング(※2)に参加したことのある方など様々。講師は中條大輔先生にお願いしました。
前半が利用する為のZoomアカウント(※3)の作成とアプリ(※4)のインストール(※5)、
後半は実際にミーティングを行いながら操作を覚えていくなど基本的な知識や操作方法など初心者向けの内容で、
スライド等を活用してのアドバイス、操作の不明点、知りたいことについて教えていただきました。
またメリットだけでなく、使用に伴う留意点など、ネットリテラシー(※6)など活用するうえで必要な知識を学ぶ機会になり、
参加者はとても意欲的に取り組まれていました。
参加された方々から
「先生、アシスタントの方が人数に対し十分の数でしっかり学ぶことができた。
あやふやだった知識が確実なものになったり、知らない機能が知れたりしてよかったです。」
「難しい事が苦手なのですが、1つ1つ丁寧に楽しく説明をして頂けて、しっかりと理解できました。」
「とても解りやすく、ゆっくりとしたペースでとても良かったです。」等のご感想を頂きました。
※1)パソコンやスマートフォンなどで動かすプログラムのこと。
プログラムは、コンピュータに出す命令を多く書いたもので、この命令に従ってコンピュータが動く。
※2)Zoomを用いたオンラインでの会議のこと。
※3)個人を識別するために事前登録する「IDとパスワードのセット」のこと。
スマートフォンやパソコンを使用する時にアプリやWebサービスを利用するための権利として必要。「会員登録」のようなもの。
※4)アプリケーションソフトウェアの略でメールなど「目的に合わせて作られた専用のソフトウェア」。
※5)スマートフォンやパソコンに特定の機能を持ったアプリやソフトウェアを取り込んで、その機能を利用・実行できるようにすること。
※6)インターネット・リテラシーを短縮した言葉。インターネットの情報や事象を正しく理解し、それを適切に判断、運用できる能力のこと。