ピア学びの講座

日 時:令和3年7月18日(日)14:00~15:30

場 所:多目的ルーム

講 師:白澤 珠理氏(精神保健福祉士・WRAPファシリテーター)

参加者:6名

今回は、「ストレングス視点を学ぶ」というテーマで
講師に白澤珠理氏をお迎えして開催しました。
まず、「マインドフルネス(瞑想)」を1分間行いました。
その後チェックインで①呼ばれたい名前②今日期待すること③最近嬉しかったことをそれぞれ話して頂きました。
また、「2021年7月現在(コロナ禍)の社会は?」ということで、コロナ禍で新しくスタートしたことや困ったところなどを出していきました。
その中では、「テレビを見なくなり、本を読むようになった」や「テレビを見ないことで、ご飯を味わって食べるようになった」「カラオケに行けなくなった」 「マスクでコミュニケーションが取りづらくなった」など多くの意見が出ました。
それから、本題の「ストレングス」についてのお話があり、 「ストレングス」とは、「強さ・力・長所」という意味で、 できることや持っているものに目を向ける視点が大切であるとのことです。 すべての人やその人を取りまく環境には強さであるストレングスがあり、 それを中心にアプローチしていくことも重要であること、また、ストレングスを生かして伸ばすことで生きるエネルギーを得ることにも役立つとのお話がありました。
それと合わせて「リカバリー」についてもお話が進み、その後、ストレングスモデルの事例を取り上げ、そこから自分の強みを考えました。
ストレングスを考えることによって、ライフプランもデザインでき「○年後○歳の自分は、こんな自分になりたい、自分はこうありたい」が 今日からの自分のアクションに結びつくことも学びました。
90分では時間が足らず、10分延長するほど意見が出て、ストレングス視点から多くのことを学ぶことができました。
参加者の感想として…
「前向きな未来で想像することができました。長所ではなく短所だと思っていた部分も他者の話からストレングスに感じることができるようになりました。」
「有意義な時間を過ごせました」など頂きました。