まちかど交流講座 てづくり

日 時:令和元年5月25日(土)14:00~16:00

場 所:デイケア室

参加者:15名

元号が変わって初めてのてづくり講座は、昨年も大好評をいただいた、「初心者のためのいやしのこけ玉作り」を開催しました。
講師は、てづくり講座でおなじみの当センタースタッフです。
梅雨に入る直前のこけ玉を楽しむには丁度良いこの時期、今回も多くのご応募をいただき、15名のみなさまにご参加いただきました。
はじめに講師と皆さんでじゃんけんをし、勝った人からこけ玉を乗せるためのお皿を選んで盛り上がり、笑顔のあふれる空間の始まりです。
お皿は、以前保健所デイケアを利用されていた方々が陶芸の時間にいろいろな思いで作ってくださった作品で、さまざまな色、形、柄があり、皆さんは選ぶのにとても迷っておられました。

今回こけ玉に使った植物は、ヤブコウジです。
講師としてはもみじと迷ったそうですが、もみじだと冬に葉っぱが無くなってしまいさみしくなってしまうため今回はヤブコウジにした…とのことでした。
まずは土と肥料をよく練り混ぜ、それを新聞紙に厚さが均一になるように円形に広げます。
ヤブコウジの根を中央に置き、新聞紙ごと土で包み込むように丸くまとめます。
水分を含んだ土なので、新聞紙が破れてしまうことがありましたが、気にせず丸めていきました。
これがなかなか難しく、ギュッと固めるのにみなさん苦戦されていましたが、講師のフォローもあり、きれいにまとめることができました。

こけには表と裏があるので、表側が上向きになるように新しい新聞紙に広げます。
その上からもう1枚新聞を乗せて挟み、ひっくり返すと裏面が上向きに広がります。
その中心に、先ほどまとめたヤブコウジの土団子を乗せ、再び新聞紙ごと包んで丸めます。
ある程度まとまったら2人組になり、こけ玉に放射状に糸(ナイロン糸)をかけていきます。
かけ終わったら、底になる部分で糸を結びます。はさみを使って余分なこけを切り取って更に丸く仕上げたら出来上がりです!
出来上がったところで、それぞれのこけ玉を並べ、自由に立ち歩き鑑賞会をしました♪
同じ材料で作ったこけ玉ですが、ひとつひとつ素敵な表情を持った作品に仕上がり、とても楽しい時間となりました。
参加してくださったみなさんからは
「このような施設がある事も知らなかったですし、こけ玉の良さも知りませんでした。新しい自分に少し出会えた気がしてとても有意義な時間でした。」
「とても楽しかったです。土や自然のものに触れて癒されました。先生の説明や気さくなお人柄にリラックスできました。精神障がいへの理解の場というのも魅力的でした。」
「この施設のいろいろなイベントを通じて、(いろいろと)経験をしていきたいと思います。先生方のおかげで楽しい時間を過ごしました。この施設のことも今後、少しずつ知りたいと思います。」
など嬉しいご感想をたくさんいただき、また参加したいという声もたくさん聞くことができました。
ありがとうございました!次回のてづくり講座は現在計画中です。詳細が決まり次第お知らせいたします♪
みなさまのご参加お待ちしています(^^)