日 時:令和元年12月21日(土)10:00~13:00
場 所:調理室
参加者:9名
毎年12月恒例のパン作り講座は、今年も城間先生と
池田先生におこしいただき、「あったか カップパンをつくろう!」をテーマに、寒い季節に温まるグラタンパン、チーズクリームパンの2種類を作りました。
カップパンとは、シリコンカップやマフィン型などで作るパンのことです。今回参加してくださったみなさんは、パン作りは経験したことがない方、昔作ったことがある方などさまざまでした。
パン作りは、一次発酵・ベンチタイム・2次発酵があるため、まず始めに材料を混ぜることから始まりました。
2人1組になり、木べらで高速回転で2分混ぜ続けます。1人1分でしたが、思ったより大変で、皆さん一生懸命混ぜていました。
砂糖はインスタントイーストの働きを助ける、塩はイーストの働きを妨げてしまうので時間差で混ぜることを教えてもらいました。
生地となる材料を混ぜ終えたら、台の上に出し、表面がなめらかになるまでこねます。洗濯ごねとV字ごねという技を先生から教えていただき、再び2人交代でこねていきます。
だんだん生地がまとまっていくのが分かりました。
生地をひとまとめにし、とじめを下にしてボウルに入れ、ラップをかけてオーブンを40℃に設定し、30分入れて一次発酵をさせます。
終わったら生地を出し、第2関節まで強力粉をつけた人差し指を生地に差し込んで抜き、穴がふさがらないままなら発酵終了です。げんこつで優しく生地を押さえてガスを抜きます。
8つに分割して丸めます。重さをだいたい均等にするコツは、両手を使わず片手だけで測る方法を教えていただきました。きつく絞った布巾をかけて10分休ませます(ベンチタイム)。
その後、生地をめん棒で直径14㎝くらいに円形にのばします。
生地の真ん中から縦・横・斜めの順にのばしていき、フォークで全体に穴を開け、型に敷き込みます。型に沿うように軽くおさえます。
オーブンを40℃に設定し15分入れて、二次発酵させます。
オーブンを190℃12分で予熱します。予熱のあいだに生地の表面に溶き卵を塗り、フィリングを軽く乗せ、広げ、トッピングを全体に散らします。
最後は焼成です。180℃で20分間焼き上げます。この時、甘くておいしそうなとてもいい香りが広がり、一気におなかがすいてきました。
ラタンパンにはドライパセリ、チーズクリームパンにはノンウェットシュガーを振って出来上がりです。
どちらも焼き立てをいただきましたが、チーズクリームパンはフィリングがとろけて流れてしまうので注意が必要でした。
パンはふわふわで柔らかく、グラタンパンは里芋のシャキシャキ感がいいアクセントになっており、チーズクリームパンはトッピングの
ブルーベリーの甘酸っぱさがポイントになっていました。
参加してくださったみなさんからは、
「パンが、おいしく、楽しく、できたので、うれしかったです。おいしかったです。また、きかいがあったら、きたいです。」
「先生の教え方がわかりやすくて良かったです。」
「初めて、パン作り講座に参加し、手作りのパンを頂けることに、とても幸せを感じ、また自宅でも是非、挑戦してみたいな、と思いました♡次回もこのような講座があれば参加したいです。本日はありがとうございました。」
等の感想をいただきました。
次回の講座は来年度の6月頃を予定しています。
みなさまのご参加をお待ちしています!