まちかど交流講座 クッキング

日 時:平成30年12月22日(土)10:00~13:00

場 所:調理室

講 師:城間先生、池田先生

参加者:16名

はーと・ぱーく毎年12月恒例のパン作り講座は、今年も城間先生と
池田先生におこしいただき、「クリスマスが待ち遠しい♡シュトーレンをつくろう!」をテーマに、クリスマスにぴったりのパンを作りました。
シュトーレンとは、ドイツやオランダで伝統的にクリスマスに食べられている菓子パンのことです。
今回参加してくださったみなさんは、シュトーレン作りは経験したことがない方、挑戦したけどうまくいかなかった方などさまざまでした。
通常、作ろうとしたら水分を多く含むためこねるのが難しく、難易度が高いパンだそうですが、今回は先生方の下準備もあり、2時間ちょっとくらいで焼き上がる予定で作り始めました。

シュトーレン作りは、計量した材料を混ぜてこねることから始まります。
3人1組となり、1人40秒ずつ木べらで混ぜます。高速で混ぜなければならないため、それぞれの組が交互に協力し応援し合って盛り上がり、和やかな雰囲気となりました。
生地となる材料を混ぜ終えたら、台の上に出し、表面がなめらかになるまでこねます。
洗濯ごねとV字ごねという技を先生から教えていただき、再び3人で交代交代にこねていきます。
みなさんすぐにコツをつかまれていて、疲れたら交代しながらこね続け、だんだん生地がまとまっていくのが分かりました。
出来上がった生地を正方形に広げ、赤ワインで煮たドライフルーツや、ミックスナッツをまんべんなく乗せ、手前から巻き、次に端からも巻いて丸い形に整えます。

生地をボウルに入れ、ラップをかけてオーブンを40℃に設定し、30分入れて一次発酵をさせます。
終わったら生地を出し、第2関節まで強力粉をつけた人差し指を生地に差し込んで抜き、穴がふさがらないままなら発酵終了です。
げんこつで優しく生地を押さえてガスを抜きます。
3人分なので3つに分割して丸め、お湯で濡らした布巾をかけて10分休ませます(ベンチタイム)。
その後、生地をめん棒で楕円形にのばし半分に折り曲げ、成形し天板にのせます。
オーブンを40℃に設定し25分入れて、二次発酵させます。

最後は焼成です。180℃で20分間焼き上げます。
このとき、甘くておいしそうなとてもいい香りが広がり、一気にお腹が空いてきました。
焼き上がったら網の上に取り出して、すぐにバターを塗ります。粗熱を取って粉糖をふったら出来上がりです!
今回、焼いたシュトーレンはご自宅用にお持ち帰りいただき、先生が焼いてきてくださったシュトーレンを、お手製の白雪スープと一緒に試食しました。
しっとり甘くてナッツの食感が楽しく、パン作りを一緒に頑張ったみなさんの会話もはずみ、シュトーレン作りから試食まであっという間に3時間が過ぎました。
最後は先生が準備してきてくださった手作りのサンタさんがついたラッピング用の袋に入れて、持ち帰っていただきました。
手作りのサンタさんがとても可愛く、みなさん喜んでおられました。

参加してくださったみなさんからは、
「先生方が、とても優しくわかりやすい説明で本当に良かったです。シュトーレンも初めて作り、うれしかったです。スープもとてもおいしかったです。」
「今日はむずかしいパン作りでしたが、先生方が前もって準備されていてこんな時間に作れたのでよかったです。ありがとうございました。」
「とっても楽しく参加できました。家でも作ってみたいし、作ったものを帰って食べるのも楽しみです。
いただいたシュトーレン、白雪スープおいしかったです。温かいお茶も♡材料をムダなく使う事も学びました。お土産、準備など、いろいろお世話になりました。ありがとうございました。」
等の感想をいただきました。

次回の講座は来年度の6月頃を予定しています。みなさまのご参加をお待ちしています!