まちかど交流講座 てづくり

日 時:令和2年7月11日(土)14:00~16:00

場 所:デイケア室

参加者:7名

令和2年度になり初めてのてづくり講座は、樹脂粘土を使った「練り切り風
和菓子のマグネットづくり」でした。
実はこの講座、前年度の3月に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染対策の関係で今年度に延期となり、やっと開催することができました。
度重なる延期で参加者の方々にはご迷惑をおかけしましたが、7名の方々にご参加いただきました。
講師はスイーツデコでお馴染みの当センタースタッフです。
スイーツデコに和菓子が少ないと練り切り和菓子に決めたそうです。
始めに自己紹介と好きな和菓子についてお話いただき、いろいろな和菓子や、洋菓子も好きと盛り上がる中、和やかな雰囲気でスタートしました。
「新しい生活様式」の中での開催で、マスク着用、換気、ソーシャルディスタンスなどご協力いただきながら進めていきました。
まず、好きな色の粘土を選びます。今回、色は、白・ピンク・水色・藤色・クリーム色の5色から選んでいただきました。
自宅でのおうち時間でも作ることができるよう、講師がダイソーで売っている樹脂粘土を用意しました。
皆さん見本の完成品を見て迷いながらお好きな色を選ばれていました。
次に選んだ樹脂粘土を手のひらでヒビが入らないように丸めます。
ヒビが入らないように丸めるのが難しく、ほとんどの参加者の方が苦戦されていました。
丸めたら、丸めた粘土の中心に竹串で点をうち、その点を中心に4方向に目印をします。
その目印から裏に向かって竹串で線を8本引きます。丸め始めているときから樹脂粘土の乾燥が始まっているため、強く線を引かないとはっきり線が出ません。

線を引いたら、中心に黄色の粘土をチクチク詰めてパーツの完成です。
同じ粘土で作っているのに丸め方や線の引き方に個性が出ていて、てづくりの面白さを実感しました。 このパーツを2~4個作りました。
次に土台作りです。土台(磁石)の表面に和柄のマスキングテープを選んでもらい、接着剤で貼ります。接着剤が乾いたら、先ほど作ったパーツを接着剤で貼りつけます。
乾いたら完成です。(※樹脂粘土は3日ほど乾燥が必要なため、3日後から使用可能とのことです。)
マスキングテープの柄や、パーツの並べ方など皆さんそれぞれ考えていて、その時間も楽しまれていて見ていて嬉しくなりました。

本物そっくりのおいしそうな練り切り和菓子が完成しました。
完成した全ての作品を並べて、密を避けながら鑑賞しました。
参加して下さった皆さんからは、
「和菓子が食べられそうにかわいくて作っている時間楽しかったです。
ぜひ、家でも挑戦してみたいです」
「楽しみに参加させて頂きましたが、とても楽しくかわいい物が作れました。ありがとうございました。又参加したいです。」
「初めて作ったので型つくりが難しいでしたが、楽しいでした」
など嬉しいご感想をたくさんいただきました。ありがとうございました!
また、「外出自粛になってずっと外出できず、今回が初めての外出だった」と来室時に話された参加者の方もおられ、今回の講座が良い気分転換になれば…と思いました。
これからの情勢がどうなっていくかわかりませんが、当センターでは、利用される皆さんが心豊かに過ごせるよう、心がウキウキするような楽しい講座を企画していきたいと思います。
次回の講座は「マカロニを使ったリース作り」です。皆さんのご参加お待ちしております。