精神保健福祉講座

日 時:令和2年10月8日(木)10:00~12:00

場 所:多目的ルーム

講 師:鈴木 直樹先生
    メディカルマナー研究所代表/きりん薬局代表
    一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会シニアファシリテーター
    (本部委員/九州・沖縄支部 副支部長)

参加者:21名

今年度の2回目の精神保健福祉講座は、前回に引き続き、メディカルマナー研究所 代表/日本アンガーマネジメント協会認定講師 鈴木 直樹先生をお招きし、子どもを持つ親の皆様を対象に開催いたしました。
「感情は、代表的なもので大きく分けると『喜』『怒』『哀』『楽』と4つに分類されることが多いと思います。
みなさんはどの感情をのせて子供に伝えることが多いですか?
子供は、子供のころから触れている感情を選択しやすい。 親がどの感情を伝え、接しているかで子供の対人関係に大きく影響します。」との言葉で講演会が始まりました。
ここ1週間の怒った出来事を振り返った時、笑いと共に思い出すこともあります。
鈴木先生は「今、笑って話せているのであれば、怒りの感情を感じたその時も、怒らずに対処できる可能性があります。 怒りの感情で後悔しないために、アンガーマネジメントが必要であり、怒る必要のあること、怒る必要のないことの線引きをしましょう。」と説明されました。
受講者は、怒りについて理解を深めながら、怒りと上手につきあうために、 アンガーマネジメントの3つのコントロール「衝動のコントロール」「思考のコントロール」「行動のコントロール」を学びました。

参加された方々からは
「『怒』について、細かく客観的に考えたことがなかったので、今回の講座で詳しく知ることができて良かったです。 子ども達も小さい頃から『怒』の教育ができたらいいのにと思いました。先生から教えて頂けたことを訓練してみたいと思います。ありがとうございました。」
「『怒り』についてコントロールしようと思っていましたが、なかなか自分ではできず後悔ばかりが先に立っていました。 今日の講座でトレーニング法を知り今後に役立てることができると実感できました。 最初にインゴール(目標)を決めることによって達成感も感じることができました。ありがとうございます。」
「怒りのコントロール 意識してコントロールできるようにしてみようと思います。」
といった感想を頂きました。
貴重なお話をして頂いた鈴木先生、また参加して下さった皆様、ありがとうございました。