まちかど交流講座 てづくり

日 時:平成31年3月16日(土)14:00~16:00

場 所:デイケア室

参加者:11名

今年度最後のてづくり講座は、講師に公益社団法人 いちょうの樹 就労継続支援事業所「えい吉」の長田智子先生をお招きし、 「香りが選べるアロマスプレーと脱臭アロマクレンザーを作ろう!」というタイトルで開催しました。
元々アロマに興味があったけど手を出せずにいた方や、挑戦したことはあるけどもっと知りたいという方など、さまざまな方にご参加いただきました。
また、今回は事業所のメンバーのみなさんもお手伝いをしてくださり、てづくり講座を盛り上げていただきました。
リラックス効果のあるBGMと、爽やかな香りの中、和やかな雰囲気で始まりました。
まず最初に、アロマクレンザーを作りました。
容器に重曹を入れ、100gを量ります。そこに決まった量の精油(ラベンダー、レモングラス、ゼラニウム)を入れ、スプーンを使って潰す感じで混ぜます。混ざったら出来上がりです!
この時に使う重曹は、料理に使えるものの方がいいそうです。その方が固まらず、油汚れにも強く、生ごみなどの臭いにも強いため、脱臭効果にもなるということでした。
また、レモングラスの香りは虫が嫌うため、小バエ対策にもなると教えていただきました。

次に、アロマスプレーを作りました。
どんな香りのアロマスプレーを作るか、選ぶ準備として香り選びシートというものを使って、今の自分の気持ちに合った香りを知ることから始めました。
「頭の中を整理したい、集中したい」時に合った香り、「心身ともに疲労回復したい」「落ち着きたい」時の香り、「気分を爽やかにしたい」時の香り、 「風邪を予防したい」時の香り、など6種類の香りを準備してくださり、サンプルのスプレーも準備してくださっていたため、試しに匂いを嗅いでみながら選びました。
ちなみに、その逆のパターンもあり、香りを嗅いでみて今の自分が欲している香りを知ることで、心の状態を知ることもできるそうです。
どの香りにしようかみなさん迷っておられ、とてもにぎやかな空間となりました。作りたい香りが決まったら、無水エタノール5ml、精油(選んだもの)、 精製水25mlを混ぜ、スプレーの容器に移したら完成です!

また、精油について基本的な部分も教えていただきました。精油とは、芳香性(香りの効果)、親油性(水に溶けず、アルコールやオイルに溶ける)、 揮発性(ふたをしていないと蒸発してしまう)という特徴を持っている液体です。通常は遮光瓶に保存してあります。
お風呂に入れたい時には、水に浮いてしまうため、塩やはちみつに溶かして入れると香りが楽しめるそうです。
みなさんからの質問もあり、精油の購入の仕方や選び方なども教えていただきました。
出来上がったクレンザーとスプレーは、ラッピングして可愛い袋に入れて持ち帰っていただきました。


参加してくださったみなさんからは、
「精油の活用方法が詳しく分かった。今日教えていただいた事を、さっそく家でもやってみたいと思います。」
「先生やスタッフの方々が、とてもていねいに教えて下さりすごいな!と思いました。音楽などおきづかいありがとうございます。 持ちかえりしやすいようにかわいい袋を用意して下さったりいろいろな所で、思いやりの感じられる講座でした。本当にありがとうございます。感謝です!」
・・・などのご感想をいただきました。ご参加いただきありがとうございました。
次回のてづくり講座は5月を予定しています。みなさまのご参加をお待ちしています!